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新宿シアタートップス、復活のこけら落とし公演中止 本多一夫氏が新型コロナ感染

 今月25日から公演予定だった、新宿シアタートップスこけら落とし公演『演劇の街をつくった男』の中止が23日、公式サイトで発表された。同公演に出演予定の出演の本多劇場グループ代表・本多一夫氏が20日に受けたPCR検査の結果、21日に陽性反応が出たため。本多氏の健康状態は良好で、ワクチン接種も2回済ませているという。

新宿シアタートップスこけら落とし『演劇の街をつくった男』公演中止

新宿シアタートップスこけら落とし『演劇の街をつくった男』公演中止

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 公式サイトでは、本多氏が同公演に出演するために8月頭からは定期的な検診を受けること以外は外出をひかえていたこと、全劇場・事務所への立入りも、同公演の稽古(けいこ)場への立ち寄りもしていないことを伝えている(稽古は22日から参加予定だった)。また、濃厚接触者に該当するのは本多氏の家族のみで、現在のところ全員陰性とのことだ。

 同公演は、東京・下北沢の本多劇場をはじめ、9館の劇場を有する本多劇場グループの代表である本多氏の足跡をたどった書籍「『演劇の街』をつくった男 本多一夫と下北沢」を原作に、なぜ劇場をつくり続けるのか、どうして街とともに劇場を育てていこうと考えているのか、現代の下北沢で演劇を始めた若者が、タイムスリップして「演劇の街の始まり」に出逢うというオリジナルストーリー。脚本・演出は徳尾浩司。俳優の小川紗良、林雄大らとともに、本多氏の出演無しでは成立しないことから中止が決まった。

 また、同公演は12年ぶり同じ場所に復活した東京・新宿を代表する小劇場「シアタートップス」のこけら落としでもあった。1985年にオープンし、劇団☆新感線、大人計画、東京サンシャインボーイズなどを育て、演劇ファンに親しまれながらも2009年に閉館。その後、松竹芸能が「新宿角座」として運営。今年5月、本多劇場グループが、松竹芸能から運営を引継ぎ、劇場の名称を「本多劇場グループ 新宿シアタートップス」としていた。

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